ご家族で般若心経
先日、御世話させていただいたご家族のお話です。
お通夜、お葬式とも少人数、10名ほどの
当社式場での家族葬というお話でした。
お寺院様も呼ばずにご家族だけで
お見送りをする予定でした。
ところが、突然、お通夜の最後に喪主様が
「般若心経を唱えていいですか?」とおっしゃられました。
そして皆さまで般若心経を2回唱えられました。
お子様たちも経本をもって一生懸命
おじいちゃんのために唱えておられました。
翌日のお葬式でも同じように
お棺の中にお花を入れてお別れの最後に、
棺を囲んで皆さんで般若心経を2回唱えられました。
お子様たちも涙を流しながら
精一杯声を出して唱えておられました。
本当に心から故人を自分たちでお送りする
という気持ちがひしひしと伝わってくるお葬式でした。
べつに「般若心経」でなくてもいいのです。
歌をうたってお送りするお家もありました
焼香の代わりに一人ずつ祭壇・遺影にむかって
お別れの言葉を述べられるご家族もおられました。
形式は何でもいいのです。
故人を思う気持ちが一番大事ですよね。
私もあらためて、本来の家族葬のありかたを
見せていただいたような気がしました。
「家族葬」とはお葬式の規模や形式ではなく
お葬式・個人に対する【気持ちのかたち】であると・・・。



